席次表作成の注意点

ゲストの名前や肩書・敬称を間違えないこと

席次表がある意味を考えたことがあるでしょうか。
単にゲストを席まで誘導する役目だけではなく、ゲスト同士をご紹介する役目もあるのです。

仕事関係の方々では、同じ会社の方ばかりではないでしょう。
そうなると、着席後に黙って数分、数十分を何もしないでお待たせしてしまうことは、不本意ではないでしょうか。

その時にお隣のゲストがどういう方でということを席次表から読み取っていただく時間になれば、そして、会話が弾むきっかけになればということなのです。

特に注意しなければならないことは、こうした職場関係の方々の名前や肩書などを間違えないようにすることで、他のゲストたちが目にするのですから、万が一にも間違っていたりすれば、そのゲストの方も恥をかくことになってしまいます。

席次表の情報があれば読む側も楽しいですし、その楽しみを興ざめにして壊さないためにも、ゲストの名前や肩書・敬称を間違えないようにすることは基本中の基本なのです。

 

友人の中の順位というのはまったく定番がない

一般的に結婚式の席配置では、新郎新婦のすぐ前に列席されるのが会社関係のお偉い様方で決定していますので迷うことはないでしょうが、意外と友人の席で悩んでしまうことがあるようです。

職場同様、これからもつき合いたい友人の席で失敗をすると、逆にこれを機に遠ざかってしまう原因になってしまうかもしれませんから、これも慎重に考えていきたいことでしょう。
主賓や上司の次に、職場や学生時代の先輩・友人・同僚と続きますが、実は、友人の中の順位というのはまったく定番がないのです。

例えば、人生で知り合った順に高校時代、大学時代、社会人という具合にするとか、会う頻度による度合いで大親友、年1回程度会う友人、久々に会う友人という具合にするとか、年齢順にするとかなど、自分の中で考えなければなりませんから少々やっかいになります。

悩んだときは、人間関係の立ち回りが上手な方を組み合わせてみるなども方法としてありそうです。